openpyxlを使って早速Excel操作をしよう!
今回の目的
① エクセルを新規作成し名前を付けて保存できるようになろう
② エクセルのセルを記載できるようになろう
③ エクセルのシート名を編集できるようになろう
④ エクセルを新規作成しセルを記載しシート名を編集した(①~③を通した)プログラムを書いてみよう
エクセルを新規作成し名前を付けて保存できるようになろう
まずはopenpyxlの動作確認もかねてエクセルを新規作成→名前を付けて保存する処理を書いて実行してみよう!
(今回実行するプログラム名はhello_01.pyとする。本ページでhello_01.pyと書かれている場合、下記のプログラムを指す)
import openpyxl
'''
hello_01.pyの処理内容
1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
2.ワークブック(エクセル)を保存する
'''
# 1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
wb = openpyxl.Workbook()
# 2.ワークブック(エクセル)を保存する
path = 'hello_01.xlsx'
wb.save(path)
実際にhello_01.pyを実行してみよう。Windowsの場合、保存したpythonファイル(今回の場合はhello_01.py)をダブルクリックすることで処理を実行できる。
コマンドプロンプトでpythonを実行したい場合はまずコマンドプロンプト内でhello_01.pyが格納されているフォルダへ移動しよう。そして次のコマンドを打つことでpythonの処理を実行することができる。
python hello_01.py
hello_01.pyと同じフォルダにhello_01.xlsxが保存されていることが確認できれば今回の処理は成功である。
エクセルのセルを記載できるようになろう
次にエクセルの新規作成→保存が確認できたらセルの操作へ進んでみよう。
(今回実行するプログラム名はhello_02.pyとする。本ページでhello_02.pyと書かれている場合、下記のプログラムを指す)
import openpyxl
'''
hello_02.pyの処理内容
1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
2.ワークシート(操作するシート)を指定する
3.セル(B1)に値を入れる
4.ワークブック(エクセル)を保存する
'''
# 1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
wb = openpyxl.Workbook()
# 2.ワークシート(操作するシート)を指定する
ws = wb.active
# 3.セル(B1)に値を入れる
# 1行目なのでrow=1
# B列なのでcolumn=2
# "Hello World!"と入力するのでvalue="Hello World!"
ws.cell(row=1,column=2,value="Hello World!")
# 4.ワークブック(エクセル)を保存する
# ファイル名のみの場合はhello_02.pyと同じフォルダへ保存される
path = 'hello_02.xlsx'
wb.save(path)
hello_01.pyの時と同様にhello_02.pyを実行してみよう。
hello_02.pyと同じフォルダにhello_02.xlsxが保存されていてB1セルにHello World!と書かれていれば今回の処理は成功である!
エクセルのシート名を編集できるようになろう
今度はシート名の編集をしてみよう。
(今回実行するプログラム名はhello_03.pyとする。本ページでhello_03.pyと書かれている場合、下記のプログラムを指す)
import openpyxl
'''
hello_03.pyの処理内容
1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
2.ワークシート(操作するシート)を指定する
3.シート名に値を入れる
4.ワークブック(エクセル)を保存する
'''
# 1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
wb = openpyxl.Workbook()
# 2.ワークシート(操作するシート)を指定する
ws = wb.active
# 3.シート名に値を入れる
ws.title = "Hello"
# 4.ワークブック(エクセル)を保存する
# ファイル名のみの場合はhello_03.pyと同じフォルダへ保存される
path = 'hello_03.xlsx'
wb.save(path)
今回もhello_01.pyの時と同様にhello_03.pyを実行してみよう。
hello_03.pyと同じフォルダにhello_03.xlsxが保存されていてシート名が「Hello」となっていれば今回の処理は成功となる!
エクセルを新規作成しセルを記載しシート名を編集したプログラムを書いてみよう
最後にエクセル新規作成→セル記載→シート名編集→保存の一連の流れを処理するプログラムを書いてみよう!
(今回実行するプログラム名はhello_04.pyとする。本ページでhello_04.pyと書かれている場合、下記のプログラムを指す)
import openpyxl
'''
hello_02.pyの処理内容
1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
2.ワークシート(操作するシート)を指定する
3.セル(B1)に値を入れる
4.シート名に値を入れる
5.ワークブック(エクセル)を保存する
'''
# 1.ワークブック(エクセル)を新規作成する
wb = openpyxl.Workbook()
# 2.ワークシート(操作するシート)を指定する
ws = wb.active
# 3.セル(C2)に値を入れる
# 2行目なのでrow=2
# C列なのでcolumn=3
# "Hello World!"と入力するのでvalue="Hello World!"
ws.cell(row=2,column=3,value="Hello World!")
# 4.シート名に値を入れる
ws.title = "Hello"
# 5.ワークブック(エクセル)を保存する
# ファイル名のみの場合はhello_04.pyと同じフォルダへ保存される
path = 'hello_04.xlsx'
wb.save(path)
今回もhello_01.pyの時と同様にhello_04.pyを実行してみよう。
hello_04.pyと同じフォルダにhello_04.xlsxが保存されてかつC2セルにHello World!と書かれていてシート名が「Hello」となっていれば今回の処理は成功となる!